周防大島の柑橘/果物
耕作放棄地を地域の方々と再生した自家農園と
一般では手に入らない山本柑橘園の柑橘をマーマレードにしています。
周防大島と地域の多くの農家さんのご協力のものと、
この地だからこそのコンフィチュールにこだわっています。

耕作放棄地でほぼ原生林に戻っていた段々畑を再生し、地域の方々に定植を手伝っていただき完成したのがこの畑。
少し高台にある柑橘畑で、木の世話をしながら時折見える海の景色は最高です!
段々の石垣は重機のない時代の品。
昔の方々のミカンづくりに対する執念がラピュタの城の様に趣を醸し出しています。
栽培しているのはライム、レモン、ブラッドオレンジ、弓削剽柑(ゆげひょうかん:当店ではその縦長の果実が太陽のしずくのようなので「太陽のしずくマーマレード」という商品名で販売しています)などの珍しい柑橘。最近ではフィンガーライムや夏みかんの旧品種など、更に個性的な柑橘類の栽培にも取り組み始めています。
また、一般では決して手に入らない最高の柑橘を栽培されているのが山本柑橘園。
都内の大使館など、毎年の出荷先は決まっており、一般には決して流通しない最高の柑橘を更にマーマレード用に栽培/収穫をお願いしています。
素材にこだわりぬくために、自家農園で柑橘を栽培し、周防大島で最もおいしい柑橘を栽培する山本柑橘園と協業しています。
埋もれた石垣を再開墾
耕作放棄地となった段々畑を再興し、新たに柑橘を植え、自家農園としています。
周防大島では、古くより多くの日本固有の種を含む柑橘類が栽培されてきました。
山の傾斜地に石垣を積み、その土地/斜面にあわせた柑橘を栽培する。
その様な営みも、近年では農家さんの後継者不足などで、耕作放棄地となってしまう。
我々は、そんな耕作放棄地を再開墾し、自らその土地/畑の特性にあわせた柑橘を栽培しマーマレードに加工しています。
最初の再開墾から既に8年あまり。
石垣のひとつひとつに、古人の知恵と熱意、そしてなによりその土地への想いを感じます。


自家農園
既存の農家さんが既に栽培されている産物は、地域の農家さんから買い取り、周防大島で栽培されていない産物を栽培することにより、地域の中での競合を避け、活性化にも貢献しています。
南欧産のブラッドオレンジを再興させた段々畑で栽培しています。10年を経てようやく納得のいくブラッドオレンジを収穫できるようになりました。
いまでは、柑橘類だけでなく、苺、いちじく、さつまいも、ブルーベリー、生姜など多様な作物を栽培し、ジャムやマーマレードへ加工しています。
山本柑橘園
私たちがジャム屋を開業するのに選んだのは瀬戸内海に浮かぶ周防大島。
周防大島の柑橘農家さんで柑橘はかせ。約20品目もの柑橘を年中通して栽培。
品種改良も欠かさない。夏においしいみかん「南津海(なつみ)」は弘三さんが生み出したオリジナル品種!!

再開墾から今年のブラッドオレンジの収穫まで、
地域の人々の営みと土地から産まれる、手作りのマーマレードをお届けしています。

















