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松嶋 匡史

​瀬戸内ジャムズガーデン 店主

​コンフィチュール クリエイター

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瀬戸内ジャムズガーデンの店主。

テロワールを感じるとことんこだわったジャム造り/マーマレード造りをしたいと、多様な果実栽培が盛んな周防大島に移住してきました。

妻の実家でもある荘厳寺(しょうごんじ)というお寺に住んでいます。

お寺の門徒さんには果樹農家さんが多い一方、島では農業で食べていけない現実から、次世代がいない状況に驚き、自社の利益優先ではない里山資本主義的取り組みにまい進。

農家さんや地域の事業者を巻き込んだ「ここにしかない品物」造りをとおして、地域に持続可能な経済的循環と雇用先を創ることを進めています。

その里山資本主義の繋がりや6次産業化大臣賞受賞の繋がりから、全国で過疎地での産業造りの講演活動をする一方、地域内で起業家を育てるキャリア教育のお手伝いや、観光協会副会長として観光業を含めた産業づくりなど、地域づくり活動の幅を広げて日夜奮闘中です!

瀬戸内ジャムズガーデンの物語

柑橘の島、周防大島

私たちがジャム屋を開業するのに選んだのは瀬戸内海に浮かぶ周防大島。

多種多様な果実類の栽培が行われていることが決め手となりました。


果実生産現場に近いからできる旬の素材を使用した季節感のあるジャム/マーマレード作りをしています。 

​ジャム/マーマレードの専門工房を

味を決める最大の要因、それは原材料の果実類。

その果実類を新鮮なまま身近に手に入れることができる場所、より多くの種類の果実類が栽培されている地域、そして真剣に果実作りに取り組んでいる方がいる場所。


手仕込みにこだわるからには、この土地でとれたものをこの土地にしかない味に作り上げていきたい。
 

私たちはこの地で精一杯ジャムを作っていくことを誓い、この島にジャム工房を建てたのでした。

地域のために

今の時代に求められているのは、地域の価値に気付き、その地域に根ざした活動を展開すること。

この土地でできた農作物を使い、この土地の人の手により造り上げていく生活こそが真の贅沢だということを示していくこと。

そして田舎では田舎でしかできない事業を行うことが理想のスタイルであることを実践によって示すこと。

これにより地域に活気を取り戻し、地域の年配者を元気づけ、地域へ若者を呼び戻す事が出来るはずです。
そのために私たちにできることは、この土地と作り手の魂が感じられるジャム/マーマレードを作り、そこにしっかりとこの島の土の香りが宿っていることを知ってもらうこと。

これこそが私たちの目指しているジャム作りなのです。

農家の方々との協同作業

「いちじくジャム」は私たちの原点です。
地元の農家の方々に毎朝、その日の早朝に採れた「いちじく」をとどけていただいています。

「いちじく」は傷みやすい果実なので朝収穫してすぐに下処理に入らないと味がどんどん落ちていきます。

 

つまりジャム作りは農家の方々との共同作業なのです。

一番最初に農家の方々との共同作業で完成できたのが「いちじくジャム」だったわけです。
2003年にこのいちじくジャムを販売したのが私たちの始まりです。
以後、試行錯誤を繰り返し、今のような姿へ成長してきました。

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